3月の韓国の国産メーカー5社の販売状況 ▲0.9%減、国内好調海外不振

4月1日に発表された現代自動車、起亜自動車、韓国GM、双竜自動車、ルノーサムスン自動車の韓国完成車メーカー5社による3月の国内・海外販売台数は前年同月比▲0.9%減の計79万4505台と減少した。国内販売は減税により売れている。
国内販売は同17.0%増の14万8848台。
海外販売は人気がなくなった中国や景気低迷のロシアなどで低迷が続き、同▲4.3%減となる64万5657台となった。

メーカー別にみると、
現代は、同▲0.9%減の43万2878台(国内7.2%増の6万2166台、海外▲2.2%減の37万712台)
起亜は、同▲3.0%減の26万8236台(国内19.4%増の5万510台、海外▲7.1%減21万7726台)
韓国GMは、同3.4%増の5万6144台(国内27.6%増1万6868台、海外▲4.4%減3万9276台)
ルノーサムスンは、同13.5%増の2万4237台(国内70.5%増1万235台、輸出▲8.7%減の1万4002台)。
双竜は、同23.0%増の1万3010台(国内17.5%増の9069台、海外▲23.5%減3941台)
を販売した。

韓国内で最も売れ行きの良かったモデルは現代の小型トラック「ポーター」(1万214台)。次いで韓国GMの小型乗用車「スパーク」(9175台)、現代の小型セダン「アバンテ」(8753台)と続いた。
完成車5社の1~3月期の販売実績は、前年同期間比▲5.3%減となる205万656台だった。
国内は同6.9%増の36万5772台、海外は▲7.6%減の168万4884台。

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