1月の韓国自動車5社の販売状況 ▲1.2%減

1日に発表された現代自動車、起亜自動車、韓国GM、ルノーサムスン自動車、双竜自動車の韓国完成車メーカー5社による1月の国内・海外販売合計台数は、前年同月比▲1.2%減の61万8,930台だった。
昨年12月にも前年同月比▲1.2%減少しており、2ヶ月連続の減少となった。

5社の2016年の年間販売台数は前年比▲1.3%減の889万0,530台。
今年に入っても昨年の販売不振が続く形となっている。

<国内販売>
1月の販売台数が減少したのは、現代と起亜の国内販売が不振だったことが影響した。
現代は前年同月比▲9.5%減の4万5,100台、起亜は同▲9.1%減の3万5,012台だった。
現代・起亜は、1月末の旧正月連休で国内外の工場稼働日数が減少したため、全般的に販売が減ったと説明した。

ルノーサムスンの国内販売は、前年同月比254.1%増となる7,440台を記録。中型セダン「SM6」(3,529台)、スポーツタイプ多目的車(SUV)の「QM6」(2,439台)が牽引した。

韓国GMの国内販売は、同25.5%増となる1万1,643台、

双竜は同6.8%増の7,015台だった。
以上、国内販売台数は106,210台だった。

<海外販売>
5社の1月の海外販売台数は、前年同月比1.4%減少した51万2,720台だった。
現代は同比3.1%増の29万7,507台、
起亜(▲6.5%減)、
韓国GM(▲11.8%減)、
ルノーサムスン(▲0.8%減)、
双竜(▲3.0%減)

現代は、国内生産分が前年同月比▲22.5%減少したが、海外生産分が11.7%増加し、国内の減少分を補ったと説明した。
現代の1月の国内・海外販売台数は、前年同月比1.3%増となる34万2,607台(国内4万5100台、海外29万7507台)。
起亜は同▲7.0%減となる19万8,805台。
1月に最も多く販売されたのは、
現代の大型セダン「グレンジャー」(1万0,586台)
現代の小型トラック「ポーター」(7,860台)、
起亜の小型車「モーニング」(5,523台)などが続いた。

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