スズキ インド製「バレーノ」国内発売に初投入

スズキは9日、インドで生産するハッチバック小型車「バレーノ」の国内販売を始めた。インド製のクルマを日本のメーカーが輸入するのは初めて。
インド政府からの要請に基づき1983年にインドで生産を開始して33年、鈴木修会長は毎年、現地の工場を訪ねて「カイゼン」を直接指導してきた。主力の軽自動車の販売が振るわないなか「品質は日本並み」という小型車を市場投入した。

日本向けバレーノは、インド仕様とは異なるエンジンやサスペンションを採用、安全装備として需要が高まっている自動ブレーキも搭載する。品質を保証するため、最終的な検査は生産を手掛けるインドのマネサール工場に加え、国内の湖西工場(静岡県湖西市)でも2重に実施する。
スズキは、インドでの生産台数は年間130万台を超え、世界全体の約4割を占める。インドでの市場シェアは38%と国産メーカーのタタモータース(12.3%)、韓国の現代(14.6%)を圧倒している。

今回販売開始した「バレーノ」は、1.0Lターボエンジン搭載車(XT)と1.2L自然吸気エンジン搭載車(XG)の2機種の設定とし、ターボエンジン搭載車は5月13日より発売する。
価格は1.2L普通エンジン(91馬力、JC08モード24.6k)搭載は1,414,800円~
1.0Lターボ車(111馬力、JC08モード20.0k)は1,617,840円~
以上、

日本仕様のインド生産のままでその分安価に販売してもらいたいものだ。日本人の手が入ると非常に高くなる。

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