トヨタ 今3月期純利益2兆27百億円を予想 上方修正

トヨタは5日、2016年3月期の連結純利益(米国会計基準)が前期比4%増の2兆2700億円になる見通しだと発表した。昨年11月時点の従来予想を200億円上回った。

ガソリン安を背景にした北米での多目的スポーツ車(SUV、RAV4など)やピックアップトラック(P/U、タンドラ)などの好調な販売がけん引している。期末配当予想は未定。
売上高は、前期比1%増の27兆5000億円と従来予想を据え置いた。営業利益も従来予想と同じ2%増の2兆8000億円とした。

第3四半期(2015年4~12月期)の売上高は、前年同期間比6.5%増の21兆4,313億円、営業利益は9%増の2兆3,056億円、純利益は9%増の1兆8,860億円。

トヨタは日本で稼ぎ、ほかは結構値引き販売しているようだ。欧州ではFTA締結の韓国現代勢がさらに安価に販売しており販売台数は遅れを取っている。

 

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トヨタ 第3四半期間での業績
 
売上高
営業利益
 
/億円
前年比
/億円
前年比
日本
110,737
5.4%
13,509
18.1%
北米
83,877
17.2%
4,261
-14.2%
欧州
19,662
-8.0%
507
-23.6%
アジア
38,022
2.7%
3,789
18.2%
その他
17,436
-7.8%
919
-14.3%
調整
-55,421
 
0
 
合計
214,313
6.5%
22,985
9.0%
 
  
 
 
販売台数
日本
1,477,000
-3.4%
 
 
海外
5,016,000
-3.7%
 
 
6,493,000
-3.7%
 
 

 

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