日産 米加で87万台リコール 今時ボンネットが開く恐れ

昔はボンネットが開くこともあったが、今時ボンネットが開くとはおそまつ君、それも同社のプレミアムカーである「アルティマ」。それもリコールが3回目となるお粗末過ぎる対応となっている。
日産自動車は29日、米国とカナダで2013~15年モデルの「アルティマ」約87万台をリコール(無償回収・修理)すると発表した。

ボンネットのラッチ(掛け金)に使われたさび止めの塗装が不適切で、ラッチが正常に機能せず、走行中にボンネットが開く恐れがあるという。
日産は2014年以降、同様の不具合で2回にわたり、リコールを実施しているが、問題は解決されていなかったもよう。

米運輸省道路交通安全局(NHTSA)はアルティマ所有者から苦情を受け取っていることを明らかにし、米国内で84万6000台をリコールする方針を示した。
カナダ運輸省も2万4895台に影響が及ぶと発表した。

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