スポーツカー「メルセデスAMG GT」を発表/メルセデス・ベンツ

メルセデス・ベンツ日本株式会社は、「メルセデスAMG GT」を発表し、全国のメルセデス・ベンツ正規販売店ネットワークを通じて本日より注文受付を開始すると発表した。

なお、「メルセデスAMG GT S(以下、GT S)」の発売は本年5月中旬を、「メルセデスAMG GT(以下、GT)」の発売は本年9月以降を予定しているという。

■「メルセデスAMG GT」の特長
<新開発AMG 4.0リッターV8直噴ツインターボエンジン>
“One man-one engine”、これは、メルセデスAMGの厳格な品質基準に従って、ひとりのマイスターが最初から最後まで責任を持って一基のエンジンを手作業で組み上げるというメルセデスAMGの哲学としている。

「メルセデスAMG GT」の心臓部には、専用に新開発されたAMG4.0リッターV8直噴ツインターボエンジン「M178」が搭載。砂型鋳造さ れたクローズドデッキのアルミニウムクランクケースに鍛造アルミニウム製ピストンを組み合わせることで、乾燥重量209kgと軽量化しながら高い強度を実現させた。また、シリンダーウォールにスチールカーボン材を溶射コーティングするNANOSLIDE(R)摩擦低減加工を施すことで、フリクションロス を低減するとともにエンジンの軽量化にも貢献している。

オイル供給方式はドライサンプ潤滑システムを採用し、オイルパンをエンジン底 部から排除することでウェットサンプ潤滑方式採用時よりエンジン搭載位置を55mm低くすることが可能となり、車両の低重心化を実現。また高い横加速度が発生する高速コーナリング時での安定したオイル供給を可能としている。

2基のターボチャージャーはV型シリンダーバンクの外側ではなく内側に配置する「ホットインサイドV」レイアウトとした。エンジンを可能な限りコンパクトにするとともに、ターボチャージャーへの吸気経路を最適化することで、優れたレスポンスを実現。

これらの最新技術により、GTは最高出力462PS(340kW)、最大トルク600Nm、GT Sは最高出力510PS(375kW)、最大トルク650Nmを発揮します。GT Sはパワーウエイトレシオ3.08、0-100km/h加速3.8秒を実現させた。

メルセデス・ベンツ日本公式サイト – Passenger cars

 

あわせて読みたい