トヨタのヴィッツ、ダイハツミラ・タントをリコール タカタ製エアバッグ

トヨタとダイハツは27日、国交省にリコールを次のとおり届け出た。これまでの助手席ではなく運転席側と最新のタントのエアアバックに問題。

トヨタヴィッツの場合
1、不具合の部位(部品名): エアバッグ装置(インフレータ)
2、基準不適合状態にあると認める構造、装置又は性能の状況及びその原因:
運転者席用エアバッグのインフレータ(膨張装置)において、インフレータ製造時におけるガス発生剤充填後の吸湿管理が不適切なため、使用過程での外気温等の影響によりガス発生剤が膨張し、密度が低下するものがある。そのため、エアバッグ展開時にインフレータ内圧が異常上昇し、インフレータ容器が破損して飛び散り、乗員が負傷するおそれがある。
3、改善措置の内容全車両、当該インフレータを良品と交換する。
4、不具合件数:なし、事故の有無:なし
5、対象車両:ヴィッツ、RAV4の3車種 計40,337台
6、製造期間:平成14年12月19日~平成16年 3月 3日

ダイハツの場合
<ミラ>
5、対象車両:ミラ 計27,571台
6、製造期間:平成14年12月2日~平成15年5月28日

<タント>
1、エアバッグ装置(エアバッグ制御コンピュータ)
2、エアバッグ制御コンピュータにおいて、加速度センサの製造が不適切なため、当該センサ内部の展開信号を出力する回路に亀裂が生じ、回路が断線されることがある。そのため、エアバッグ展開信号を誤って出力し、意図せずエアバッグが展開するおそれがある。
3、全車両、エアバッグ制御コンピュータの製造番号を確認し、該当する車両はエアバッグ制御コンピュータを良品と交換する。
4、不具合件数:1、事故なし
5、対象車両:タント 計40,506台
6、製造期間:平成26年1月9日~平成26年5月27日(最新車両)

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