トヨタ燃料電池車ＦＣＶ「ＭＩＲＡＩ」６７０万円で１２月１５日販売開始　スペック：諸元

大気汚染を撒きちらす化石燃料から、大気を汚染しない燃料である水素の化学反応で電気を瞬時に発生させ動く次世代車両の「ＭＩＲＡＩ」の市販がいよいよスタートする。
トヨタは１１月１８日発表会を開催し、「ＭＩＲＡＩ」の販売を１２月１５日から価格６７０万円（消費税込価格723万6千円）で開始すると発表した。（国の補助金額は２～３百万円とされ、まだ決定していない）
だが、普及させるには、現在全国で１８ヶ所しかない水素ステーションの急激な設置大幅増が前提条件となる。

発表会
http://www.ustream.tv/channel/toyota-jp

＜スペック・主要諸元など＞
ミライが搭載する燃料電池駆動システムは、トヨタフューエルセルシステム（TFCS）。
全長×全幅×全高＝4890mm×1815mm×1535mm
ホイールベース＝2780mm
駆動方式＝FF
車両重量＝1850kg
FCスタック＝個体高分子型
FCスタック最高出力＝114kW（155ps）
モーター最高出力＝113kW（154ps）
（出力密度は同社従来比2.2倍の3.1kW/L。）
モーター最大トルク＝335Nm（34.2kgm）
高圧水素タンク＝前：60.0L／後：62.4L（公称使用圧力＝70MPa）
（燃料：約3分でフルチャージ）
タイヤサイズ＝215/55R17（前後）
航続距離はJC08モードで６５０km、
最高速度は170km/h以上
車両本体価格＝670万円
発売予定日＝2014年12月15日

＜参考、クラウンＨＶ＞大きさほぼ変わらず