日産リコール/セレナなど25万台 氷結エンストのおそれ

日産自動車は31日、燃料ポンプのカバーに不具合があるとして、国土交通省にミニバン「セレナ」など2車種のリコール(回収・無償修理)を届け出た。
燃料ポンプのカバーの形状が不適切なため、気温が極めて低い場所で走ると、燃料内の水分がポンプ内のフィルターに氷結し、詰まることがある。最悪の場合、走行中にエンジンが停止するおそれがある。
対象となるのは「セレナ」のほか、スズキが日産からOEM供給を受けて販売している「ランディ」。
対象は2010年11月から13年8月に製造された25万6519台。47件の不具合の報告があったが、事故はない。

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