トヨタがリコール/ヴィッツ・ラクティスなど18万4996台

トヨタ自動車は3日、小型車「ヴィッツ」など18万4996台を世界でリコール(回収・無償修理)することを国交省に届け出た。
リコール原因は、電動式パワーステアリングのコンピューターで、コイル線の湿度管理や端子間の距離が不適切なため、端子間に結露水が付着しショートするおそれがある。操舵アシスト機能が停止してハンドル操作が重くなる可能性があるという。

対象となるのは、トヨタの「ヴィッツ」「ラクティス」と、OEM(相手先ブランドによる生産)供給している富士重工業の「トレジア」。
製造期間は2010年10─11年8月、国内の対象台数は13万0044台。209件の不具合の報告があったが事故はない。
当該コンピューターの交換で対応する。所要時間は1時間~2時間程度。海外で販売した5万4952台についても各国の規制やルールに則って同様の措置をとる。

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