クライスラーのジープリコール63万台

米クライスラーは6日、事故が起きた際にエアバッグが正常に作動しない不具合などが見つかったとして、主にアメリカやカナダで販売したSUV=多目的スポーツカー「ジープ」60万台余りについてリコールすると発表した。
リコール対象車両は、2010年から2012年モデルの「ジープ・パトリオット」と「ジープ・コンパス」およそ41万台、2012年から2013年モデルの「ジープ・ラングラー」約22万台、合計63万台。

これらのジープは、主にアメリカやカナダで販売されているが、2010年から2012年モデルのジープについては、日本でも3700台が販売されている。
クライスラーでは、ソフトウェアの不具合で衝突した際にエアバッグの作動が遅れたり、オイルを冷却する装置の不具合でトランスミッションが破損したりするおそれがあるとしている。
これまでに、当不具合による大事故は確認されていない。

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