3Dプリンタ製造自動車「Urbee2」2015年量産化?へ

3Dプリンタで作成した「Urbee2」という名前の三輪自動車がこのほど発表された。
報道によると、玩具的な要素が強かった1代目のUrbee1と比べ、Urbee2は本当に道路を走行することができる。Urbee2は50あまりの部品からなり、設計から模型制作までにかかった時間はわずか数日間だという。製作者は、「Urbee2は3Dプリンタで作成しているが、安全性、信頼性、耐衝撃性は犠牲にしていない。これにより、小型のカスタマイズカーが実現可能となった。2015年には量産化を実現する予定だ」と語っているという。

自動車の道路走行が許可されるには、各政府部門および検査機関の厳しい審査に合格しなければならず、安全条件を満たさなければ生産できない。自動車は個人あるいは家庭の私有財産だが、道路に出た時点で公共安全に脅威をもたらす存在となり、不良製品が出回れば恐ろしい「兵器」にもなりうる。
ゆえに、自動車はある意味で公共物としての属性を持ち、安全・環境面の各種規定に合致しなければならない。こうした問題をクリアーできれば、量産かも実現されよう。

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