ポルシェジャパン/ニューパナメーラの受注開始

<ロングホイールベース、広々とした車内後部:エクスクルーシブクラスの快適性を誇るエグゼクティブモデル>

ポルシェは初代パナメーラから受け継がれる、リアシートをフルバケット2シーターとした独自のスペースコンセプトによって、新世代グランツーリスモのさらなるモデルレンジ拡張に成功。新しいパナメーラ ターボ エグゼクティブとパナメーラ4S エグゼクティブでは、ホイールベースを150mm長くしたことで車内後部の足元がさらに広くなり、また走行快適性も高められている。両車とも非常に広範囲にわたる特徴を備えたモデルに仕上がっており、特にリアシートの快適性は特筆もので、エグゼクティブの全モデルには革新的なパナメーラ エアサスペンションを装備させることで、卓越した走行快適性とポルシェならではのドライビング特性を両立させている。

<さらなるパフォーマンスと効率性:ダウンサイジングされた新しいV6ツインターボエンジン>

パフォーマンスと効率性を同時に高めることは、ポルシェにとって主要な課題のひとつ。ダウンサイジングをコンセプトに開発された全く新しい3リッターV6ツインターボは、パナメーラSとパナメーラ4Sに搭載されていた従来の4.8リッターV8に代わるエンジンで、パナメーラ4Sエグゼクティブにも搭載される。このエンジンのベーシックパラメータは、テクノロジーの進歩を示しており、新しいV6ツインターボは従来モデルに搭載されていたV8より最高出力で20PS、最大トルクで20Nm増えているにもかかわらず、18%の燃費向上を実現。過給は低回転域から始まり、非常に広い回転域で最大トルク520Nmを発生するパワフルで効率性に優れたエンジンとなっている。

パナメーラモデルには7速ポルシェ・ドッペルクップルング(PDK)が搭載されるが、パナメーラS eハイブリッドには快適性に優れた8速ティプトロニックSが採用。このトランスミッションは他の効率的な機能をより有効に引き出すための最適な状態を作り出している。例えば、コースティングから停止するまでの間、燃費を向上させるため、オートスタート/ストップ機能は早めにエンジンを止める。パナメーラGTSを除くPDK仕様車にも、高速道路での燃費向上に大きく寄与するコースティング機能が備わる。

<新たなオプションの追加でさらに進化したデザイン:LEDヘッドライト>

パナメーラを一目見ただけで、エクステリアデザインがさらに進化していることがすぐにわかる。フロントエンドのよりタイトで鮮明になったラインは、特に大型化されたエアインテークやヘッドライトに流れるラインではっきりと見て取ることができ、サイドでは、より後方に傾斜したウインドウスクリーンが前後に伸びたイメージを生み出している。新しいテールゲートも新世代パナメーラの特徴で、広くなったリアウインドウがワイドでスポーティなグランツーリスモのイメージを強調している。また、幅の広いスポイラーなど、リアセクション全体のデザインが見直され、フロントと同様にラインがテールライトに向かってタイトに流れている。

先代モデルと同じく、ニューパナメーラモデルにもエクステリアに多くの特徴があり、グランツーリスモに特別な外観を与える新しいLEDヘッドライトなど各種オプション装備で、さらにカスタマイズすることもできる。

また、パナメーラモデルはバイキセノンヘッドライトやマルチファンクションステアリングホイール、オートマチックテールゲートなどの装備が新たに標準装備となっており、安全性や使い勝手のためのアシストシステムのラインナップが拡充されています。例えば、最適化されたアダプティブクルーズコントロールは、危険な状況では積極的にブレーキングに介入するようになった。カメラを利用した交通信号検知やレーンチェンジアシストシステム(LCA)などが長距離の移動や高速道路の走行を楽にしてくれるだろう。

パナメーラ モデルレンジの中でもっともスポーティなモデル、ニューパナメーラ ターボSとパナメーラ ターボS エグゼクティブは、2014年にデビュー予定。

ポルシェ公式サイト – Dr. Ing. h.c. F. Porsche AG

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