パナソニック 自動車の眠気抑制技術開発

自動車に関する事業を強化しているパナソニックは27日、カメラやセンサーを使ってドライバーの眠気を予測し、エアコンの強さなどを調整して眠気を抑制する新たな技術を発表した。

新たに開発した技術では、自動車の運転席に取り付けたカメラでドライバーの目の開き方やまばたきのスピード、それに表情などを計測して現在の眠気を検知する。

そして、現在の眠気に加えて、センサーで検知した車内の明るさや、赤外線カメラで検知したドライバーの体の表面からの放熱量のデータをもとに、15分後など今後の眠気を予測する。

眠気のレベルは5段階で表示され、AI=人工知能を使って推定するとしている。
そのうえで、現時点ですでに眠気が検知された場合、音声を使って休憩するよう呼びかけるほか、15分後など、今後、眠気が出ると予測される場合には、車内のエアコンを強めて温度を下げたり、スピーカーから流れる音楽の音量を大きくしたりして眠気を抑制するほか、運転席のモニターに休憩場所の案内を表示する。

パナソニックは、成長が見込まれる自動車に関する事業の売り上げを、昨年度の1兆3000億円から、4年後の2021年度には2兆5000億円に拡大させ、自動車部品メーカーとして世界でトップ10入りを目指したいという目標を明らかにしている。
以上、NHK参照

長距離運転の追随運転・渋滞のノロノロ運転など、催眠術にでもかかったように睡魔が襲ってきて、あくびの回数が大幅に増加するのは筆者だけだろうか。

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