テスラ廉価EV「モデル3」を7月末から納品開始

米テスラのイーロン・マスク最高経営責任者(CEO)は、新モデルの量産型電気自動車(EV)「モデル3」の最初の30台を7月28日に納車すると公表した。既に規制当局から量産の承認は下りている。年末までに月2万台の生産到達を見込む。

7月1日から試験生産を開始し、年内に出荷するという同社の計画の実現性を疑う声も強かったが、量産承認も下り、順調に準備が進んでいることをアピールした。
マスクCEOは、「モデル3」について現在の主力製品「モデルS」の小型廉価版として位置づけている。
モデルSの生産・設計ノウハウを応用するため完全な新モデルの量産よりはリスクを下げている。設計も機能の追加より無駄の改善に集中した。

マスクCEOは、厳しい目標を設定し、社員の能力を限界まで引き出す経営スタイルで知られる。これまでは、製品開発の期限が後ろにずれることも少なくなかった。しかし、今回は部品メーカーも巻き込みながら周到な準備を進めてきた。当初は機能追加を限定し、生産の難易度を下げて短期間でのライン立ち上げを優先している。
8月に100台、
9月には1500台を超える生産を見込む。
テスラ全体では、新型モデル3を中心に2018年に年産50万台、2020年に年産100万台を計画している。

「モデル3」スペックなど
0-100km/hの加速が5.6秒、
航続走行距離は215マイル以上(約346km)/満タン充電、
15インチのディスプレイの搭載
価格は3万5千ドル。
日本価格は400万円。
3月31日からの予約開始で、世界ですでに40万台受注と報じられている。

テスラ「モデル3」の場合、国が日産リーフなどEVに適用している補助金のクリーンエネルギー自動車導入事業費補助金や自治体の補助金はどうなるのだろうか。
リーフやi-MiEVはなんで、太っちょや軽のようなデザインにしてのだろうか。リーフはデザインでも売れなかった。あんなずんぐりむっくりのデザインでは売れるわけがない。

↓ モデル3

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