ランボルギーニ2017 ウラカンLP580-2スパイダー

ランボルギーニの2017年型「ウラカンRWD(後輪駆動)スパイダー」(ウラカンLP580-2スパイダー)には、人目を引く概観、膨大なパワー、ちょっと危険な感じ、運転に伴う独特の爽快感といった近代のランボルギーニ車に欠かせない要素が詰まっている。
コンバーチブルタイプは、時速31マイル(約50キロメートル)までなら走行中でも17秒でルーフが開閉できる。580馬力のV10エンジンのうなりを聞きながらランボルギーニを運転していることをアピールするなら、ルーフ全開運転がもってこいだ。
ウラカンRWDスパイダーに最も近い競合車種は「フェラーリ488GTB」と「マクラーレン675LT」(いずれもRWD)だが、それらと比べると走りも独特。マクラーレンは脳外科医のように精密で、フェラーリがオペラのように美しく走るとすれば、このランボルギーニは映画「ワイルド・スピード」に出演するような走りだ。気まぐれで意固地。レース用の「コルサ」、日常使用の「ストラーダ」、オーバーステアの挙動を試す「スポーツ」という3つのドライブモードを用意している。
最高速度が時速199マイル(約320キロメートル)で、静止状態から3.6秒で時速62マイルに達するウラカンRWDスパイダーだが、混雑する米ロサンゼルス近郊で低速走行を余儀なくされた時、オーバーヒートすることも、ゴロゴロと音を立てることもなかった。またステアリングはとても軽く、指でも操作できる。こうしたことはマイナーな利点ではあるが、従来モデルと比べて日常使いにも格段に利用しやすいモデルと言える。
以上、ブルームバーグ参照
お値段は2,535~2,971万円

ランボルギーニの日本国内販売台数(自販連統計より)
2013年 177台
2014年 190台
2015年 187台
2016年 349台
2017年2月まで 50台

あわせて読みたい