2016年 VW1031万台で首位 398万台の中国が牽引 トヨタは1017万台

トヨタは30日、グループ企業のダイハツと日野を含む2016年の世界販売台数が、前年比0.2%増の1017万5000台になったと発表した。
ドイツ自動車大手フォルクスワーゲン(VW)の約1031万台を下回り、5年ぶりに世界首位の座から転落した。
 トヨタは、2012年からライバルのVWや米自動車大手ゼネラル・モーターズ(GM)を抑えて、4年連続で世界販売トップに立っていた。

VWは、中国ではガソリン車しか製造していなかったことから、不正の影響を受けず販売好調で、前年比12.2%増の398万台販売している。中国での販売台数は全体の38.6%に達し、中国需要に支えられている。

一方、トヨタの中国販売は、前年比8.2%増の1,214,200台となっている。トヨタGの販売台数に占める割合は11.9%。

やはり、打ち壊し、不買運動が生じた尖閣問題による影響は、今も日本勢に大きく影響している。

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