マツダ 230万台リコール リヤゲート不具合 制御プログラム欠陥

マツダは1日、世界で計約230万台をリコール(回収・無償修理)すると明らかにした。リヤゲートの不具合のほか、エンジンの制御プログラムに問題があるという。
リヤゲートに不具合があるのは2007~15年に生産された「アクセラ」「アテンザ」「CX-3」「プレイマシー」「ラフェスタ」で、国内で約39万5000台、海外で約180万台の計2,195,000台が対象。

また、エンジン不具合でリコールが実施されるのは14~16年生産の「CX-3」「デミオ」「アクセラ」で、国内約11万7400台が対象となる。

<リヤゲート不具合>
リヤゲートのガス封入式ダンパーステーにおいて、外筒のエンドキャップ部の塗装が不適切なため、塩害地域の塩分の影響で腐食することがある。そのため、そのままの状態で使用を続けると、腐食が進行し、外筒が膨らみ、エンドキャップが割れ、リヤゲートを開く際に外筒が破裂し、最悪の場合、周囲の人が負傷するおそれがある。

<制御プログラム不具合>
ディーゼルエンジンにおいて、エンジン制御コンピュータの吸入空気量制御が不適切なため、気筒内の燃料濃度が部分的に濃くなり、燃焼時に多く煤煙が発生することがある。そのため、排気バルブが開いた際に煤煙が排気側バルブガイド周辺に入り堆積して、バルブが動きにくくなり、圧縮不良による加速不良や車体振動が発生し、最悪の場合、走行中にエンジンが停止するおそれがある。
以上、

トヨタの殿が述べていたが、リコールは改善のためであり、発生することはいとわないとしていた。バカがぁと言いたかったが、トヨタ生産方式も非正規雇用ばかり増やし、現場からのカイゼン・カイリョウの問題点発掘機会が大きく損なわれている可能性がある。次から次に新型車を市場へ送り込み続けることもあり、品質管理力をどのメーカーも大きく毀損させている可能性がある。
品質管理力を落としたままでは、今回のように、各車種で同じ製造方法を取っていることから、開発コストを抑えたつもりでも、結果、大損することになる。

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