トヨタ・ホンダなど再リコール212万台 タカタ製エアバッグ

米道路交通安全局(NHTSA)は31日、エアバッグに欠陥があり、いったんはリコール(無料の回収・修理)したものの、対策が万全でなかったとして、トヨタ自動車のカローラやホンダのオデッセイなど日欧の自動車メーカー3社が2002~04年に製造した計約212万台をあらためてリコールすると発表した。
対象車のうち120万台はタカタ製の欠陥エアバッグも搭載していた。トヨタとホンダについては、日本向けに販売した車は含まれていないという。対象車種は12~14年にかけて既にリコールしていた。

米運輸省の高速道路交通安全局(NHTSA)は29日、タカタ製エアバッグの欠陥や不正行為を知る人に情報提供を呼び掛けた。予期したとおり対応の不味さに完全に憎まれてしまったタカタだ。

<この事件が今回のリコールの原因だろう>
また、1月29日には、米テキサス州ヒューストンで先週18日に起きた2002年型「アコード」の衝突事故で、運転手が死亡したのはタカタ製エアバッグが破裂したことに関連している可能性があるとの見解を示した。
ホンダは、地元当局は死因についてまだ正式な判断を下していないとしている。
ホンダによると、2002年型アコードは、2011年のリコール(回収・無償修理)の対象となっていたが、リコールは完了していなかったという。

こんなあんなで、ホンダは新車の販売計画も遅れている。来期に影響出よう。

あわせて読みたい