米CR「購入をお勧めしない」13モデルを公表 ホンダRLXも

消費者団体「コンシューマーズ・ユニオン(CU)」が発行する「コンシューマー・リポート(CR)」のロードテストの結果と顧客満足度のスコアが、平均以下のモデルを特定。さらに、CRに掲載された読者の意見も反映させた。また、調査会社JDパワーがまとめた顧客満足度に関する調査結果、中古車情報サイトのオートモーティブ・リース・ガイド(ALG)が公表している再販価格も加味し、「購入を避けるべき13モデル」を選定し、発表している。

ちなみに、自動車価格情報サイトのケリー・ブルー・ブック(KBB)によると、米国では中古車の平均価格が3万3,871ドル(約384万円)。平均的なモデルは新車購入5年後の再販価値が新車価格の35%となっている。自動車とトラックのうち、2016年の再販価格が最も高いモデルは、新車購入3年後と5年後の販価格がそれぞれ、60%以上、50%以上。
以下、公表済みのデータをまとめ、その結果から推定した「購入をお勧めしない」13モデルを挙げた。これらは、新車購入3年後の売却価値(再販価値)が新車価格の半額以下、5年後に3分の1以下に下がると見込まれているとしている。

※スマホ横持推奨

購入を避けるべきとされた13車
RLX
アキュラ(ホンダ)
ATS
キャデラック(GM)
200
クライスラー
サバーバン
シボレー(GM)
ジャーニー
ダッジ (クライスラー)
フィエスタ
フォード
フォーカス
フォード
ダート
ダッジ (クライスラー)
Q50(スカイライン)
インフィニティ(日産)
チェロキー
ジープ(クライスラー)
コンパス
ジープ (クライスラー)
パトリオット
ジープ(クライスラー)
パスファインダー
日産

 

以上、
米国は寄付社会、いろいろな団体がいろいろな個人や企業から寄付をもらい、いろいろな活動を行っている。
「コンシューマーズ・ユニオン(CU)」もそうした1社だろう。
日本流に考えるならば、多額の寄付を貰った企業のことは悪く書かないだろう。同社のCRでもそんな感じの記事が出る場合がある。ほかのレポートで叩かれているにもかかわらず、CRで高評価を受けたりしている車両もある。どれほど専門家(各評価対象部門)がいるのか不明(いろいろ評価しているが、評価対象は家電など多岐に渡っている)で、どれほどの消費者(会員)からの意見を吸い上げているのか、消費者そのものが民族的に偏っていないのかなどなど。
ただ、残念ながら、日本にはこうした団体がないことが寂しい。
日本の国交省認定のCM用燃費(JCモード08)については、オートックワン社が市街地・郊外・高速を数百キロ実走して、実走燃費を発表している。
 

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