2015年トヨタ4年連続販売台数NO1  1015万台

トヨタは、排ガス不正のVWによる敵失により、4年連続の販売台数世界№1となった。
トヨタの昨年1年間の世界での販売台数は1015万台余りになり、独VWなどを上回り、4年連続で世界一になった。
トヨタの発表によると、グループのダイハツ工業と日野自動車を合わせた昨年1年間の世界での販売台数は1015万1000台だった。
昨年は、アメリカや中国での販売が好調だったものの、軽自動車税の引き上げなどで国内販売が落ち込み、前年比べると▲0.8%減って4年ぶりの減少となった。(ダイハツは前年比▲13.8%減の610,396台)
一方、6月までの半年間ではトップだったVWは、9月18日に米環境保護局がゴルフなどのディーゼル車が排気ガスを不正していたと発表した影響を受け急減して993万台にとどまり、年間ではトヨタが逆転して4年連続の世界一となった。
2016年の販売目標について、トヨタは国内は先月発売した主力のハイブリッド車を中心に販売が伸びると見込む一方、タイやインドネシアなどの新興国では景気の減速によって販売が減少するとみられるなどとして、2015年の実績とほぼ同じ1011万台としている。
以上、

韓国勢が今にもトヨタを追い越しそうなことが韓国紙によく書かれているが、2015年の売上高と販売台数は過去最高になったものの、中国やアメリカで大安売りして販売台数を伸ばしたものの、営業利益を前年比▲15.8%も大きく落としている。韓国特有のミエとでもいえるものだろうか。
なお、実質的に世界№1はGM、中国での合弁事業の1社が3社合弁となっており、持株比率が過半数に至っておらず、GMの総販売台数にカウントされていないことによる。
以前はカウントされていたが、世界№1を目標とするVWの指摘を受け、除外されるようになった。
ただ、アメリカ勢が中国でこうした大きな商売(自動車、スマホなどなど)を行っていることから、外交音痴のオバマは経済最優先策しか脳味噌になく、中国の防空識別圏設定や南沙諸島の埋め立てを結果容認してしまった。

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