ハーレーダビットソン 1028台リコール クラッチ不良 今年輸入分

ハーレーダビットソンは18日、リコールを国交省に次のとおり届け出た。
1、不具合の部位(部品名): クラッチ(クラッチマスターシリンダー)

2、基準不適合状態にあると認める構造、装置又は性能の状況及びその原因:
油圧式クラッチのマスターシリンダーにおいて、加工時の内部洗浄が不適切なため、製造時に使用する化学薬品が除去できておらず、ブレーキフルードと化学薬品の混合液がマスターシリンダー内部のアルミ地と化学反応を起こし、ガスの泡が発生するものがある。そのため、発生したガスがマスターシリンダー内部に溜まった状態でクラッチ操作をすると、クラッチが切れない状態となるおそれがある。

3、改 善 措 置 の 内 容
全車両、クラッチシステムを分解、指定の洗浄液で洗浄し、新品のマスターピストンを使って組み立てる。また、マスターシリンダー内部に腐食が見られる場合はマスターシリンダーを正しく洗浄された部品と交換する。

4、不 具 合 件 数 なし 事故の有無 なし

5、リコール車名
ハーレーダビッドソン EBLFLHL「ウルトラ リミテッド」
ハーレーダビッドソン EBLFLHL「エレクトラグライドウルトラ クラシックロー」
ハーレーダビッドソン EBLFLHL「ウルトラ リミテッドロー」
ハーレーダビッドソン EBLFLHM「ストリートグライドスペシャル」
ハーレーダビッドソン EBLFLHL「エレクトラグライドウルトラ クラシック」
ハーレーダビッドソン EBLFLHM「ロードグライド スペシャル」

6、リコール対象台数計:1028台
7、輸入期間:平成27年1月5日~平成27年7月21日

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