三菱自/新型プラグインハイブリッドEV「アウトランダーPHEV」発売

【画像はアウトランダーPHEV】

三菱自は、EV派生型の「プラグインハイブリッドEVシステム」を搭載した新型『アウトランダーPHEV』を、全国の系列販売会社を通じて1月24日(木)に発売開始する。

メーカー希望小売価格は、3,324,000~4,297,000円(消費税込)。

エコカー減税(免税)及び平成24年度クリーンエネルギー自動車等導入促進対策費補助金(上限額430,000円)対象車。補助金が適用された場合の実質的な車両本体価格は2,894,000円からとなる。

『アウトランダーPHEV』は、『i-MiEV』で培ったEV技術、『ランサーエボリューション』で鍛えた4WD技術、『パジェロ』で築いたSUVのノウハウを結集した、画期的な“自分で発電する電気自動車”であり、SUVタイプとして世界初のプラグインハイブリッド車となっている。

EVの優れた環境性能や静粛性、4WDによる走行安定性や意のままの走り、SUVならではの充実したユーティリティを融合し、以下の特長を実現した。

・日常は環境に優しいEV走行、遠出はモーター主体のハイブリッド走行
・「ツインモーター4WD」による優れた走行性能
・最大1500Wの電気が取り出せる「100V AC電源(1500W)」や、エンジンで発電して停車中・走行中に充電できる「バッテリーチャージモード」など、大容量バッテリーによるユニークな機能

商品展開は、実用装備の「G」、先進安全技術「e-Assist(イーアシスト)」を標準装備した「G Safety Package」、さらにカーナビゲーション等を追加した「G Navi Package」、「ロックフォードフォズゲート プレミアムサウンドシステム」や本革シート等の快適装備も充実した「G Premium Package」と、装備を厳選した「E」の計5グレード構成。

なお、新型『アウトランダー』で装着率が8割以上に達し、好評の先進安全技術「e-Assist」は、「G Safety Package」から標準装備。「G」と「G Safety Package」の価格差を95,000円に抑え、お買い得感のある安全装備とした。

 

1.商品特長
(1)日常は環境に優しいEV走行、遠出はモーター主体のハイブリッド走行
・充電電力使用時走行距離60.2km(JC08モード)を達成、日常生活はほぼEVとして使用できる。また、エンジン車と同等の航続可能距離(JC08モードで897km)を確保しており、長距離移動やアウトドアレジャーなどSUV本来の用途にも最適。
・低燃費かつ快適な走行を実現するため、走行状況やバッテリー残量に応じて、最適な走行モードを自動で選択。外部充電による電力の積極的な活用、効率の高い領域でのエンジン運転、減速時のエネルギー回収などによりガソリンの消費を極力抑えて、プラグインハイブリッド燃料消費率(複合燃料消費率)67.0km/L(JC08モード)、ハイブリッド燃料消費率18.6km/L(JC08モード)を達成している。

<3つの走行モード>
(1)EV走行モード
バッテリーに蓄えた電力のみを使用し、モーターで走行します。走行中のガソリン消費やCO2排出はゼロ。静かでクリーンかつモーター特有の力強い走行が楽しめる。
(2)シリーズ走行モード
エンジンを発電専用として動かし、その電力も使ってモーターで走行。バッテリーの電力量が低下した場合や、急加速や登坂など更に力強い走りが必要な場合に作動する。

(3)パラレル走行モード
高速走行時は効率の良いエンジンの駆動力を主体に走行し、加速・登坂などで更に力強い走りが必要な場合にはモーターの駆動力がアシストする。

「ツインモーター4WD」による優れた走行性能
・新開発の「ツインモーター4WD」と、車両運動統合制御システム「S-AWC(Super All Wheel Control)」との組み合わせにより、車両の走行安定性を高め、クルマを意のままにコントロールすることを可能とし、様々な路面状況において安心で快適な運転を支える。

・立ち上がりから高いトルクを発生するモーターの特性により、大排気量・高出力エンジン車並みの加速レスポンスが得られるなど、優れた環境性能と走行性能を高い次元で両立している。

以上。

 

アウトランダーというぐらいだから、も少し精悍なイメージのデザインが必要ではなかったのだろうか。何か商用車と間違えてしまう。イメージ車としては違った車体色が精悍に見えるが・・・。

EV車『i-MiEV』が大ヒットには価格面からもならず、圧倒的な販売力を誇るトヨタのHV車がEV車の前に立ちはだかっている。同社も打開策としてPHEV車を開発したと思うが、残る問題はいつもデザインだけである。昔のギャラン・GTOなどには流行を追いながらも精悍さがあった。

以前、ギャランに乗っていたが、パワーに遜色なく故障もなく、走りまわっていた。

愛すべき三菱自動車の今の経営陣は、軽自動車でのリコール隠しの疑いなど、過去の反省もなく自分の代の事なかれ主義により、一番大事な客の信用を大きく損なっている。

残念でたまらない。

新型 OUTLANDER|MITSUBISHI MOTORS JAPAN

 

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