トミーカイラZZのGLEとローランド EV走行サウンドで提携

「幻のスポーツカー」と呼ぶ名車がEV(電気自動車)として復活し、話題を集めた。運輸省令による保安基準の改正によって、1997年の発売後、206台を納車しただけで販売中止に追い込まれた「トミーカイラZZ」。
同車を主導した現GLM(京大ベンチャー、グリーンロードモータース)の代表である小間裕康氏が2013年10月、トミーカイラZZ-EVとして復活させた。
このたび、音響のローランドと組み同車専用のサウンドを提供する。

EVの走行音は、モーター駆動で高い静穏性が長所とされる反面、エンジンから発せられる排気音がないため、スポーツカーなどで走りを楽しむドライバーにとっては物足りない。
今回、日本初の量産EVスポーツカーを開発した“GLM”と電子楽器メーカー“ローランド”が、「EVスポーツカー・サウンド・プロジェクト」でコラボレートした。
ローランドが創業以来培ってきたシンセサイザー技術を応用することにより、加速や減速、坂道におけるモーターへの負荷など、走行状況に応じて滑らかかつダイナミックに変化する走行音を楽しむことができる。従来にはない近未来的なサウンドで、EVスポーツカーの魅力を飛躍的に高めることができる新しい機能。

■特長
・加速や減速、モーターへの負荷など走行状況に応じた走行音を再現。迫力のサウンドでEVの運転を楽しめる
・ローランド最先端のシンセサイザー技術により、滑らかでダイナミックなサウンドを実現
・好みにあわせたサウンドタイプを選択することが可能

■走行状況に応じてオンタイムで変化する近未来的なサウンドを再生
車載ネットワークから得られる、車速やアクセルの踏み込み量、動力系への負荷といった車両の状況をリアルタイムで検知し、ローランド最先端のシンセサイザー技術を応用して近未来的でアクティブなサウンドを合成。車内ステレオ・スピーカーから大迫力で再生する。滑らかでダイナミックに変化するサウンドとアクセル操作と連動したレスポンスにより、EVを運転する楽しみが大きく広がる。
・ローランド最高峰のデジタル・シンセサイザー音源「スーパー・ナチュラル」を使用している。

■お好みにあわせたサウンドタイプを選ぶことが可能
スポーツカーや高級車にふさわしく、上品で高級感のあるサウンドタイプを数種類用意している。ドライブシーンや運転者の好みによって選択できる。

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会社名
GLM株式会社
代表者
代表取締役社長 小間裕康
設立
2010年4月
資本金
8億1,030万円(資本準備金、資本性ローン含)
主要株主
池銀キャピタル夢仕込ファンド3号投資事業有限責任組合
京大ベンチャーNVCC1号投資事業有限責任組合
グロービス4号ファンド投資事業有限責任組合
Globis Fund IV, L.P. its General Partner, Globis Fund IV (GP), L.P.
ニチコン株式会社
三菱UFJキャピタル3号投資事業有限責任組合
UTEC3号投資事業有限責任組合
住所
本社: 京都市左京区吉田本町京都大学VBL
舞鶴事務所:京都府 舞鶴市 森220-33 (小阪金属工業内)
宇治工場:京都府宇治市大久保町西ノ端1番地25宇治VIF6号(日産車体京都工場跡地内)
東京赤羽橋showroom:東京都港区芝公園四丁目6-8 bijin-BLDG.1階
事業内容
環境対応自動車の開発・販売
 
それに付随するサービスの開発

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