ホンダ系の丸順／希望退職者２００名募集&本社売却、埼玉工場段階撤退

名証２部上場で自動車用プレス金型・部品製造の「丸順」は１５日、希望退職者の募集による200名の人員削減を明らかにした。同社は、タイの大水害で被災、それに加え、国内では軽自動車に傾注したホンダの普通車海外生産へのシフト強化と国内での販売不振の影響を受けていた。東南アジア・北米市場でも採算性を悪化させている。
そうした同社を取り巻く環境悪化から、収益構造の改善をはかるため、次の施策を実施すると発表した。

１、希望退職者募集
(1)希望退職者募集者数：２００名
(2)対象　　　：勤続１５年未満の正規雇用者および管理職者
(3)退職予定日：２０１４年８月３１日
(4)特別加算　：退職者には年齢などにより特別加算金を上乗せ支給。

２、
(1)埼玉工場からの段階的な撤退
(2)有価証券などの資産や本社ビルの売却、
(3)役員報酬・管理職給与の減額や賞与の削減を併せて実施
なお、本社機能については平成27 年7 月より本社地と同じ大垣市の上石津工場内に移転する。
以上、
ホンダは、東日本大震災に伴うサプライチェーンの寸断、やっと立て直す中、タイでの大洪水被害、世界中でのタカタ製エアバックリコール問題とアメリカでのリコール遅れ問題、国内では戦略車フイットハイブリッドのリコール多発、売れるのは軽ばかりの実情。
ホンダおよびホンダ系は熱田神宮の御祓いが必要となっている。
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