スズキ/3月決算 増収減益
同社の当期の事業別は、
1、二輪車事業の売上高はアジアでの販売減少等により2,505億円と前期に比べ▲161億円(▲6.0%)減少した。営業利益は前期の1億円から営業損失▲7億円となった。
2、四輪車事業の売上高は、2兆7,020億円と前期に比べ863億円(3.3%)増加した。営業利益はインドでの増益があったものの日本やインドネシア、タイでの減益等により1,718億円と前期に比べ▲75億円(▲4.2%)減少した。
船外機など特機等事業の売上高は、欧州や北米での売上増加等により630億円と前期に比べ70億円(12.5%)増加した。営業利益は83億円と前期並みとなった。
地域別には、
1、日本の売上高は、日本を経由する三国間取引の拡大等により1兆7,650億円と前期に比べ633億円(3.7%)増加した。営業利益は国内外の販促強化や品質費用の増加等により907億円と前期に比べ438億円(▲32.6%)減少した。
2、欧州の売上高は、新型コンパクトSUV「ビターラ」の販売開始や日本を経由する三国間取引の拡大等により4,361億円と前期に比べ596億円(15.9%)増加した。営業利益は51億円と前期に比べ9億円(23.2%)増加した。
3、アジアの売上高は、インドネシア、タイで減少したが、インド、パキスタンなどでの増加により1兆3,062億円と前期に比べ1,308億円(11.1%)増加した。営業利益はインドネシア、タイなどでの減益をインド四輪でカバーし816億円と前期に比べ222億円(37.3%)増加した。
4、その他の地域の売上高は、米国での船外機の販売増加や中南米での二輪車、四輪車の販売増加等により1,592億円と前期に比べ82億円(5.4%)増加した。営業利益は26億円と前期に比べ24億円増加したとしている。
今期については、国内軽四輪の需要減が想定されるものの、インドをはじめ海外での販売増加等により当期に比べ増収増益を見込めるとしている。
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連結/百万円
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売上高
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営業利益
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経常利益
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当期利益
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12年3月期
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2,512,186
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119,304
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130,553
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53,887
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13年3月期
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2,578,317
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144,564
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155,593
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80,389
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14年3月期
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2,938,314
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187,747
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197,842
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107,484
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15年3月期
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3,015,461
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179,424
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194,318
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96,862
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15期/14期比
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2.6%
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-4.4%
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-1.8%
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-9.9%
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16年3月期予想
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3,100,000
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190,000
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200,000
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110,000
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16期予/15期比
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2.8%
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5.9%
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2.9%
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13.6%
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2015年3月期
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総資産
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純資産
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自己資本
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自己資本率
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3,252,800
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1,701,390
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1,482,091
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45.6%
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