オートバックスセブン/3月決算 減収減益 増税の影響はっきり

同社は、大した増税前の特需もなかった割には、増税の影響をモロに受けてしまった。

1、「カー用品販売」は、消費税増税に伴う駆け込み需要の反動と新車販売の不振や個人消費の冷え込みに加え、カーナビゲーションの単価下落や大都市における降雪が前年度と比較して少なかったことなどにより、売上が減少した。

2、「車検・整備」は、リーマンショックから5年後にあたり、上期は2回目の車検対象の車両が減るという厳しい環境もあったものの、車検・整備の実施台数は前年同期比1.4%増加の58万9千台となった。

3、「車買取・販売」は、カーズ加盟店舗を前年度末の359店舗から451店舗に拡大し、全国規模での販売促進を行い、車両の買取や販売を強化したことにより、総販売台数は3.4%増加の2万3千9百台となった。

国内における出退店は、新規出店が13店舗であり、平成26年3月末の571店舗から13店舗増加の584店舗となったとしている。
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売上高
前期比
営業利益
前期比
本体
166,828
-9.2
8,836
-33.7%
 
国内店子会社
67,883
-16.6%
-1,924
 
前期555百万円の利益
海外子会社
9,985
-3.7%
-177
 
前期11百万円の利益
事業子会社
15,396
1.5%
53
-79.2%
カー用品卸 
機能子会社
3,051
-3.1%
429
0.6%
FC店へのリース等
調整
-53,689
 
-814
 
 
合計
209,454
-9.6
6,403
-54.1
 
連結/百万円
売上高 
営業利益
経常利益
当期利益
12年3月期
237,342
13,720
15,307
8,402
13年3月期
230,168
12,745
14,472
7,590
14年3月期
231,697
13,944
16,421
9,786
15年3月期
209,454
6,403
8,250
4,609
15期/14期比
-9.6%
-54.1%
-49.8%
-52.9%
16年期予想
221,700
10,000
11,100
6,800
16期予/15期比
5.8%
56.2%
34.5%
47.5%

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