スズキ リコール12万台 発火の恐れ ミニパトで発煙

スズキは31日、次のとおりリコールを国交省に届け出た。

1、不具合の部位(部品名):電気装置(イグニッションスイッチ)
2、基準不適合状態にあると認める構造、装置又は性能の状況及びその原因:
イグニッションスイッチにおいて、接点部に使用するグリスが不適切なため、可動接点が固定接点から離れる際のアーク放電の熱によりグリスが炭化することがある。そのため、そのまま使用を続けると、グリスの絶縁性の低下と可動接点の摩耗による金属粉の堆積により接点間が導通し、発熱することでグリスが発煙し、最悪の場合、火災に至るおそれがある。
3、改善措置の内容 全車両、イグニッションスイッチを対策品に交換する。
4、不具合件数 32件 事故の有無 火災1件・発煙29件
5、対象車両:ワゴンR、ソリオ、シボレーMW
6、対象台数:計125,755台
7、製作期間:平成11年5月21日~平成22年8月6日

ワゴンRとソリオのほとんどの車両(94,72台)が、警察署に納入され、ミニパトとして使用されている。

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