水素ステーションまだ13ヶ所  苦肉の策で移動式開発

豊田通商とガスメーカーの岩谷産業、太陽日酸の3社が開発し、共同運営する移動式水素ステーションが千代田区で営業を開始した。
移動式水素ステーションは、全長12メートル、幅が2.5メートルのトラックの荷台に水素を供給する設備が積み込まれていて移動できる。だが、燃料電池車約5台分の燃料しか満タンにすることができないという。

5億円ともされる水素ステーションに対して、移動式は約2億5千万円と半額で済むが、5台分では採算から見れば、気が遠くなる。
国と車両メーカーが本気でFCVの普及を目指すのならば、1000億円くらい双方で拠出し、販売地域に早期に設置すべきだろう。

それくらい、現政権による円安効果により自動車メーカーはボロ儲けしており、出しても当然だ。蓋を開ければ過去、EVに対したトヨタと、EV推進の日産とでは足並みもそろうはずもないのだが・・・。

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