絵柄ナンバープレート解禁へ 但し指定ものだけ

国交省は観光振興などにつなげようと、2020年の東京オリンピック・パラリンピックを記念した絵柄や、地方の名産などが描かれたナンバープレートを導入することになった。

先日まで、デザインが入った自動車のナンバープレートのフレームはナンバーが見えにくくなることから、今後、取り締まりを強化するとしていたが、何故か一転して、国交省が自ら絵柄入りプレート導入をはかるという。
公明党の太田大臣率いる優柔不断な国交省だけあって好き放題・やりたい放題のようだ。一貫性がまったくない。

国交省は、これまで自動車のナンバープレートで「希望番号制」や「ご当地ナンバー」の導入を進めてきた。さらに地方からの要望が強く、海外でも取り組みが広がっている絵柄入りのナンバープレートを交付できるように制度を見直すことになった。

絵柄は2020年の東京オリンピック・パラリンピックの開催を記念したものや、地方の観光地や名産といった絵柄などが想定されていて、地域の振興や観光のPRにつなげたいとしている。
現在、ナンバープレートの交換は紛失したり、壊れたりした場合に限られているが、希望によって絵柄入りのナンバープレートに交換できるように見直すとしている。
発行や交換にあたっては、代金の一部を寄付に充てられるようにする方針で、交通機関のバリアフリーや観光地の整備などにも役立てたいとしている。

すでに、市町村管轄の原付では、絵柄入りのナンバープレートが多くなっている現実もある。

自動車の絵柄入ナンバープレートは、国が許可するものだけとし、利用者に高値で販売するという、見え透いた魂胆だけが浮き彫りになっている。

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