中古車販売の(株)トゥルース 盗難車買取り別車両に積み替え 逮捕/名古屋港区

愛知県警は21日、盗まれた軽乗用車の部品を盗品と知りながら保管していたとして、名古屋市の中古車販売店(株)トゥルース(愛知県名古屋市港区高木町1-43)の経営者、村内武文容疑者(40)と従業員2人を逮捕した。
警察では、盗難車を解体し、組み立て直して、中古車として販売しようとしたとみて調べている。

調べによると3月、名古屋市内で盗まれた軽乗用車のエンジン1基を、盗品だと知りながら店で保管していたとして、盗品等保管の疑いが持たれている。
この軽乗用車を盗んだとして、名古屋市南区の中村安弘容疑者(42)ら男女2人が、21日朝逮捕され、警察は、車が持ち込まれたとされる村内容疑者の中古車販売店を21日、家宅捜索した。
その結果、盗まれた軽乗用車のエンジンが、別の車の車体に取り付けられた状態で見つかったことから、その場で逮捕された。
警察は、そのままでは中古車として販売できない盗難車を解体して、別の故障した車と組み立て直してから販売しようとしたとみて調べている。
警察によると、調べに対して村内容疑者は黙秘しているという。
トゥルースの中古車両は、同じような積み替えが行われていた可能性もある。

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