現代自動車2014年12月期連結決算 売上台数過去最大 営業利益▲9.2%減

現代自動車が22日に発表した2014年の連結決算の内容は次のとおり。

1、売上高は、前年比2.2%増の89兆2,563億ウォン(9兆7467億円/0.1092円)で過去最高となった。

2、本業の儲けを示す営業利益は、前年比▲9.2%減の7兆5,500億ウォン(約8,244億円)で、2010年以来の低水準となった。ロシアや新興国の通貨安が影響した。

3、経常利益は、前年比▲14.9%減の9兆9513億ウォン(約1兆0,866億円)、

4、当期純利益は、前年比▲14.9%減の7兆6495億ウォン(約8,353億円)。

5、販売台数は、前年比5.1%増の496万1,877台(2013年472万1156台)だった。

現代自動車は、新車効果に伴い販売台数と売上高が増加したが、為替の影響で収益性が悪化したと説明している。
しかし、新型車の売れ行きが不振で、バーゲンセールの梃入れを行ったことから、販売台数と売上高を押し上げたものの収益性を悪化させたことが利益減の原因の一つと見られている。

同社は、2015年は、投資拡大を通じた競争力の向上を経営方針に掲げ、年間販売台数505万台を目標としている。

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