高級セダン5代目「レジェンド」販売1ヶ月延期 安全性能強化/ホンダ

ホンダは、新型の高級セダン5代目「レジェンド」の発売日を、来年1月22日から同2月20日に延期した。
新型の安全装備の検証に時間がかかっているためだという。当初は今年の秋に発売予定でこれまでに2度、発売予定日を変更していた。
すでに予約を受けており、納車が遅れるケースも出る。ユーザーへの補償も必要になる可能性がある。
ホンダは今年、小型車「フィット」などでリコール(回収・無償修理)が相次ぎ、多くの新車の発売が遅れている。
以上、

ホンダは、IIHSの衝突安全評価において、2014は最高ランクのTSP+を6車種認定されていたが、今回の2015では4車種に減り、数でもスバルに追い抜かれてしまった。
TOYOTAカムリは、2014はTSPどまりだったが、モデル変えによりTSP+となっており、同社の高級車であるレジェンドも当然TSP+が求められる。そのため、いろいろな安全性能の強化が図られているものと見られる。購入者には理解されよう。

同社は、タカタ製のエアバックを過半の車両に搭載していたため、大量のリコールとなっている。そうしたリコールも金や時間のほか、多くの信用も失することになる。また、アメリカではリコールの歯切れの悪さも指摘されていた。
日本では、軽Nシリーズが売れたことから軽しか注力していないようだが、その軽も安全安全とばかり叫んでいる間に、ハスラーなど伏兵のオロシロ車にその座も危うくなっている。
同社の良さであったASIMO(1996年)を開発する能力や遊び心・ワクワクドキドキ感は、経営陣の保守化・官僚化により失し、本田宗一郎魂も今では完全になくしてしまったようだ。

[tubepress mode=”tag” tagValue=”ホンダ + レジェンド” resultCountCap=”6″ orderBy=”newest” playerLocation=”shadowbox”]

あわせて読みたい