トヨタ九州 SUV「NX」好調で増産へ  一部は9ヶ月待ちも

トヨタ九州は22日、国内外で販売が好調なため、高級車「レクサス」を来年から増産することを明らかにした。
2014年度の同社全体の生産台数は13年度を上回る見通し。円安で輸出採算は改善しているが、一部車種の海外移管は予定通りに進める。

増産するのはレクサスの小型スポーツ用多目的車(SUV)「NX」。7月の発売後、国内外で販売が好調といい、現在は月8千台の生産台数を、来年1月から月1万台に増やす。
同社代表は、デザインも良く、燃費性能も最新技術が織り込まれた。トヨタ九州を支える車種になって欲しいとしている。

トヨタ九州の2013年度の生産台数は約31万台で、14年度は13年度の約31万台に僅かばかり多くなる程度としている。
レクサスのHPによると、当シリーズは納品に半年以上かかるとしている。

2014年12月19日現在
NX200t “F SPORT” / NX300h “F SPORT”
平成27年9月以降の工場出荷予定
NX200t / NX300h “F SPORT”以外
平成27年7月以降の工場出荷予定

NXの主要諸元は
http://lexus.jp/models/nx/specifications/specifications/nx300h/index.html
価格は、NX200tの428万円~NX300hV-L582万円(消費税込)

<トヨタ九州>
トヨタ九州では次の車種を生産している。
[レクサス]HS250h
IS350C/IS250C, IS300C(輸出のみ)
CT200h
RX450h/RX350/RX270
NX200t/NX300h
ES300h/ES350/ES250(輸出のみ)
[トヨタ]SAI(国内のみ)
[ユニット]エンジン・ハイブリッド部品
生産キャパは年間43万台あり、別に苅田工場で年産22万基のエンジン生産キャパ。

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