フォード 新型の車載情報システム「SYNC3」来秋投入

フォードは11日、新型の車載情報システム「SYNC(シンク)3」を来秋に投入すると明らかにした。
開発に1年半以上を費やし、音声認識機能を高めたほか、スマートフォンやタブレットのような使い勝手の良さを追求した。
これまでは顧客の満足度調査で評価が低迷した苦い経験があり、改良版を投入し巻き返しを図りたい考え。
同社では、開発にあたり顧客の声を徹底的に調査したといい、顧客の80%がスマホ保有者だったため、スマホやタブレットを操作しているような使い心地を実現したとしている。

また、レイアウトを簡素化するとともに、文字やタッチスクリーンの画面を拡大し利便性を高めている。
価格は従来版(1000ドル弱/約18万円)と同程度になる見通し。
この分野は、グーグルやアップルが自動車メーカーを取り込み陣営を組織して開発を行っており競争が激しくなっている。

画像は不評の「SYNC2」。

あわせて読みたい