新世代低燃費タイヤ オロジックは幅細、直径大/ブリヂストン  各社対応

世界のタイヤメーカーが、これまでより幅が狭くて直径の大きい次世代の自動車タイヤの開発を進めている。
ブリヂストンが既に独BMW向けに供給を始めており、欧州勢も試作品を公開している。
エネルギー効率を追求した結果で、近未来のクルマの足元はぐっとスリムになるかもしれない。
日本で4月に発売されたBMWの電気自動車(EV)「i3」のタイヤは、直径65センチ、幅15・5センチ。一般的な小型車に使うタイヤに比べ直径は4センチあまり大きい一方、幅は2センチ狭い。
ブリヂストンが専用に開発した「オロジック」で、幅を狭くすることで、接地面をできるだけ小さくした。空気抵抗も少なくなり、ガソリンの燃費性能に換算すると、従来の低燃費タイヤからさらに6%改善されたという。
コンチネンタルはルノーのEV車に、ピレリはアウディのコンセプトカーに供給している。
 以上、報道
幅細タイヤでもブレーキ制御やコーナーリングに支障がなければ問題はなく、燃費が改善されれば、メーカーも各国の当局も喜ぶだろう。アルミホィールメーカーも新製品需要の特需が期待できる。また、価格が安くなれば消費者も喜ぶのだが・・・。

新世代低燃費タイヤ オロジック

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