タカタ製エアバック問題 米当局がホンダに全米リコールを指示

 米当局はタカタ製エアバック問題に関し、高温多湿な南部を中心にリコールしていたホンダ(全生産量の約半分のエアバックがタカタ製)に対して、全米でリコールするように指示したと報道されている。
 ホンダは、リコールに追われ、販売どころではなかろう。またこうしたネガティブに情報がホンダ車の販売に大きな影響を与えているものと見られる。
 タカタがエアバック製品の品質管理を怠ったツケは、同社がこれまで積み上げてきた利益を吹き飛ばしそうな勢いとなっている。
 オーナー企業にありがちな人材不足の中、経営者の判断で世界展開を急激に行ったことが、こうした問題を引き起こしていると指摘されている。
 BMWm旧「3シリーズ」の計160万台について、助手席用エアバッグ交換のため点検を実施。また、運転席用エアバッグ1万2000個もすでに交換しているという。

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