三菱自 23万台リコール eKシリーズ、アイなど 後退不能のおそれ

三菱自動車は24日、次のとおり、リコールを国交省に届け出た。

1、不具合の部位(部品名):動力伝達装置(バルブボデー)

2、不具合状態にあると認める構造、装置又は性能の状況及びその原因:
4速自動変速機の油圧制御装置(バルブボデー)において、ストッパプラグの材質が不適切なため、高速走行や登坂走行等の高油温時の変速動作により、当該ストッパプラグが破損する場合がある。そのため、適正な油圧が保てず、変速ショックや変速不良が発生し、後退不能となるおそれがある。

3、改善対策の内容:
全車両、バルブボデーを点検し、ストッパプラグが対策前品で破損していない場合は、対策ブラケットを追加する。ストッパプラグが破損している場合は、バルブボデーを対策品と交換する。

4、不具合件数:2,838件/事故の有無:なし

5、対象車両:計8車種、「eKシリーズ」、「ミニカ」、「トッポBJ」、「アイ」、「オッティ」(日産)

6、製作期間:平成15年3月25日~平成21年1月7日

7、対象台数:計231,378台

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