燃料電池車に補助金設定へ/経産省

電気自動車・燃料電池車、それとも・・・どっちを向くのかわからない自動車業界。しかし、どちらもガソリンスタンドのような供給ステーションが必要だ。

経産省は19日、水素エネルギーの普及策を検討する有識者会議を開き、2040年ごろまでの行程表を策定した。
水素で走る燃料電池車について、トヨタの発売に合わせ、15年度に購入補助金を創設することを盛り込んだ。
経産省は補助金の規模を詰めた上で、2015年度予算の概算要求に関連費用を計上する。
トヨタが15年に発売する燃料電池車は、1台1000万円弱と高額になる見通し。同省は購入者の負担を軽減する必要があると判断した。
行程表は、燃料電池車の価格に関し、量産効果や技術革新により「2025年ごろにハイブリッド車と競争できる水準を目指す」と、200万円前後まで大幅な引き下げを目標に掲げている。
以上、報道。
燃料電池車は、高すぎることから自治体向けにリース車として一部利用されているが、販売当初の価格は1億円以上していた。福岡県庁でも大枚はたいてリース車両を動かしているが、特に福岡県では、九大が長年燃料電池の研究開発を行っており、また、トヨタと日野が共同してトヨタ九州で燃料電池のバスの開発を行っている。バスは既に九大行きの路線バスとして試験運行されるまでに至っている。

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