日産 2015版『370Z NISMO』=フェアレディZ NISMO/米で7月販売

北米日産は、ノースカロライナ州で開幕したフェアレディZのファンイベント、「ZDAYZ」において2015年モデルの『370Z NISMO』(邦名:『フェアレディZ NISMO』)を初公開した。
今回発表された2015年モデルは、フェアレディZ NISMOのデビューから1年を経て、初の改良が施された仕様となった。

変更
1、フロントバンパーのLEDデイタイムランニングライトは、『GT-R』がモチーフ。
2、赤いリップスポイラーの装着をはじめ、小型化されたNISMO製のリアスポイラーは、ダウンフォースを引き上げるための改良。
3、サイドスカート、リアバンパー、アルミホイールも新デザイン。
4、インテリアは、レカロと共同開発したバケットシートを新採用。スポーツ走行時のホールド性をアップ。
5、ステアリングホイールは、アルカンターラとレザーの組み合わせ。ブラック&レッドのレザーには、アルカンターラのアクセントを添えた。
6、標準装備のレイズ製19インチのNISMO超軽量アルミ鍛造ホイールも、2015年モデルではツイン5本スポーク、チャコールグレーのマシンフィニッシュ(従来はシルバー)に変更
7、従来、米国仕様のフェアレディZ NISMOには未設定だった7速ATを用意。
8、シフトダウン時のレブマッチング機能、アダプティブシフトコントロール、パドルシフトによるマニュアルモードが付く。足回りは、サスペンションを再チューニングしている。
9、ボディーカラーは、ソリッドレッド、マグネティックブラック、ブリリアントシルバー、パールホワイトの4色。

メカニズムは、最大出力355psを発生する3.7リットルV型6気筒ガソリンエンジンはそのまま。
2014年7月より全米の日産ディーラーで販売開始する。
後ろから見た場合、Zは限りなくポルシェスタイルに変わりつつあるようだ。
同社の位置づけは、スタイルは異なるが、マニアックなGT-Rの市民バァージョン?。

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