混雑で料金アップ 首都高速は官僚と議員のためにあるのか
国交省は、都市部の高速道路の渋滞を減らすため、混雑の度合いに応じた料金制度を2016年から導入する方針を固めた。
慢性的に渋滞している都心部の路線の料金は高めに設定し、すいている外側の環状道路を経由するルートを安くすることなどを検討する。
近く言いなりの有識者を集め検討会を設置し、渋滞を減らすための研究を始める。自動料金収受システム(ETC)などを活用して、利用車の走行経路や速度などのビッグデータを集めて分析する。
対象は、首都高速や阪神高速などの都市部の高速道路。首都高では、交通量が多く、渋滞が慢性化している。
整備中の首都高中央環状線、東京外郭環状道路(外環道)、首都圏中央連絡自動車道(圏央道)の3環状道路を効率的に利用し、渋滞の解消を図る。
老朽化した首都高速や阪神高速の改修工事で、2車線くらい幅を広げるか、地下に高速道を造ったらよろしい。
遠回りしても目的地が都心部だったら、降りた一般道でさらに混むだけだろう。結局時間も燃費も無駄になる。
お抱え運転手つきの官僚や議員さんたちが困っているのだろう。困っているのは庶民も一緒だ。
そんなことするぐらいだったら、ナビに、混雑度合いと目的地への到着予定時間、高速道の料金、燃費をシュミレーションさせ、目的地への最低所要時間と燃費+高速道の最低料金を計算させ、表示させるシステムを構築した方がベストだろう。
今のシステムでも簡単にできるだろう。ほかの高速を利用した場合、また、ほかの高速の料金設定を変えた場合、最適パターンを生み出せばよい。ナビ機能を統一させたらよい。ラジオで受信できるよう音声発信でもよい。
税金を投入して有識者会議など開催はもってのほかだ。