スズキ 軽トラック「キャリイ」を14年ぶり全面改良 9月20日から発売

より快適な居住性と広い荷台、低燃費と力強い走りを実現。
軽トラの「キャリイ」は、1961年10月に「スズライト キャリイ FB型」として発売以来、扱いやすいエンジン、広い荷台、頑丈な車体や使いやすさといった基本コンセプトを変えることなく進化を続け、軽トラック市場で確固たる地位を築いてきている。
今日も多くの個人商店や町工場、農林水産業等に従事する人たちの身近な働くクルマとして愛用され、国内累計販売台数は約420万台に達している。

14年ぶりに全面改良した新型「キャリイ」は、車体のレイアウトを全面的に見直すことで、クラストップの荷台フロア長はそのままに、居住空間を拡大し、ゆとりある快適なキャビンを実現している。
悪路での走破性に優れたショートホイールベース仕様に統一し、クラストップの小回り性能を発揮。さらにR06A型エンジンの採用と50kgの軽量化により、2WD・5MT車で18.6km/Lと、クラストップの低燃費を実現している。
また、徹底したサビ対策を施した長期サビ保証に加え、オフセット衝突法規にも対応した強いボディー、夜間走行でも明るい視界を確保するフォグランプを標準装備するなど、耐久性や安全性も向上させている。

■新型「キャリイ」の主な特長
(1)居住空間を拡大しながら、広い荷台を実現。クラストップ(※1)の小回り性能
(2)新エンジンと軽量化でクラストップ(※1)の低燃費
(3)優れた防錆力と、クラス最長(※1)の長期サビ保証(※4)
(4)見やすい前方視界と夜間も安心な明るいヘッドランプ
(5)使いやすい豊富な収納スペース
(6)安全性を向上し、56km/hオフセット衝突法規(※5)にも対応

■販売目標台数(年間)55,000台

三菱がガソリンエンジンの軽商用車生産から撤退、三菱からOEMにて販売していた日産も、当の三菱も、来年は、スズキからOEM供給を受け、引き続き軽商用車の販売をする。
スズキの軽トラックなどの商用車の生産台数は、計画販売台数よりかなり増加するものと見られる。
なお、軽商用車を利用する若い農業・漁業者・工事作業従事者や企業者も多く、も少し遊び心もある軽商用実用車の開発も必要だろう。

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