イタリアのマセラティリコール/安定走行を損なうおそれ 1649台

マセラティ社は5日、「クワトロポルテ」「グラントゥーリズモ」など1,649台をリコールすると国交省に届け出た。
1、不具合の部位:緩衝装置(後輪のトーインを調整するタイロッド)
2、基準不適合状態にあると認める構造、装置又は性能の状況及びその原因:
後輪のトーインを調整するタイロッドにおいて、防錆処理が不適切なものがある。そのため、タイロッドのねじ山部分に錆が発生して締め込み部分が緩むことで、異音が発生したり、高速旋回時の走行安定性が損なわれるおそれがある。 そのままの状態で使用を続けると、タイロッドの締め込み部分が外れて、最悪の場合、通常走行においても走行安定性が損なわれるおそれがある。
3、改善措置の内容:全車両、後輪の左右のタイロッドを良品と交換する
4、国内での問題や事故は発生していない。
5、輸入期間全体の範囲:平成16年2月8日~平成21年1月2日

クワトロポルテの車両本体価格は、2013年バージョンで1700万円前後。

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