ホンダ/熊本県内で超小型EV マイクロコミューター走行テスト 社会実験
ホンダは、軽自動車より小型で小回りがきくとして開発中の「超小型車」を、熊本県内の道路で走行させる社会実験を今後3年間行うことになり、県との間で協定を結んだ。
ホンダが県内で社会実験を行う超小型車は、全長2.5メートル、最高速度60キロの2人乗りの電気自動車で、本年秋ごろの完成を目指して現在、開発が進められている。
熊本県内での社会実験は、国からの許可を得て平成27年度までの3年間で行われる予定で、本年度はホンダのドライバーによる公道での走行テストや自治体、企業、それに一般住民を対象にした試乗会を行うことにしている。
その上で来年度以降、モニターを募って実際に車両を貸し出すことで、どのような年齢層のドライバーから支持が得られるかなどの検証を行っていきたいとしている。
熊本県には、ホンダのバイク工場があり、ホンダにとって縁もゆかりもある土地柄である。