日産自動車 三菱自動車/協業による新型軽自動車のエクステリアデザインを公表

[画像は日産自動車「DAYZ(デイズ)」]

日産自動車株式会社と三菱自動車工業株式会社は8日、両社の合弁事業によって企画・開発された新型軽自動車の車名およびエクステリアデザインを公表した。新型軽自動車は、日産自動車からは「DAYZ(デイズ)」、「DAYZ(デイズ) ハイウェイスター」というまったく新しいモデルネームで、三菱自動車からは三菱軽自動車の代表モデルネーム「eK(いい軽)」シリーズを踏襲し、「eKワ ゴン」、「eKカスタム」として、それぞれ本年6月に発売する予定。

本モデルは、両社の日本市場における軽自動車事業に関わる合弁会社、株式会社NMKV(本社:東京都港区、社長:遠 藤 淳一、以下「NMKV」)が日産自動車と三菱自動車の両社向けに商品企画・開発を行ったもの。NMKVを通じて、商品企画・開発・デザイン・購買等、 それぞれの分野における両社の強みを融合することで、優れた燃費性能や広く快適な室内空間など、高い商品競争力を備えている。また、商品の企画段階から 協業を推し進めることで、これまでのOEMでは成し得なかった両社でまったく異なるデザインテイストを織り込み、日産自動車、三菱自動車それぞれのブラン ドアイデンティティを体現する革新的なデザインを実現させた。

三菱自動車が投入する「eKワゴン」「eKカスタム」は、「快適空間と運転のし易さ」「軽自動車の枠を超える上質感」「優れた低燃費性能」など、これからの“いい軽”に求められるニーズを、高いレベルで実現。

日産自動車が投入するDAYSは、『毎日(DAYS)を、昨日までと違う楽しい日々に変えていく』というユーザーに提供する価値を‘S’を反転した‘Z’ という表記にその想いを込めて、「DAYZ(デイズ)」と名付けた。「DAYZ(デイズ)」および「DAYZ(デイズ) ハイウェイスター」は、日産自動車が初めて軽の商品企画・開発・デザイン段階から入ったことで、これまでの軽にとらわれない日産自動車らしい躍動感溢れる デザインと上質な室内空間、さらに優れた低燃費性能を実現した新しい軽自動車となっている。

日産自動車と三菱自動車は、2010年12月に事業協力関係の拡大について合意しており、NMKVによる日本市場における軽自動車事業の協業はこのプロジェクトの一環である。

両社は今後も、NMKVによるシナジーを最大限生かし、ともに軽自動車事業の競争力強化を図るとしており、すでに今回公表した第1弾モデルに続く第2弾として、スーパーハイトワゴンタイプの新型軽自動車を、2014年初頭の市場投入に向け、企画・開発を進めている。

両社は、NMKVによって、商品企画・開発・デザイン・購買など両社の強みを反映した競争力の高い軽自動車ラインアップを、今後も継続して強化していく。

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