ポルシェ 月2千ドルで好きな車に乗り換えサービス 「ポルシェ・パスポート」発表
ポルシェは12日までに、米ジョージア州アトランタ周辺を対象に、毎月一定の金額を支払うと、利用者が好きな車種をいつでも利用できるようになる新サービス「ポルシェ・パスポート」を発表した。
例えば、一月2000ドル(約22万5000円)を支払えば、「718ボクスター」や「ケイマンS」「マカンS」「カイエン」といった車種から好きなものを選べる。好きな時に車種を変更することも可能だという。
利用者は、スマホ用アプリを利用してディーラーに、いつ、どこに新車を送り届けてほしいか通知する。
利用者のもとに新車が届けられるが、私物は全て積み込まれており、ラジオのプリセットや電話などもすべて、利用者の好みに設定済みだという。
2000ドルの中には保険や税金、登録料などが含まれている。
さらに、月額3000ドルのコースでは、より高級な車種も利用できるようになる。
選べる車種は、「911カレラS」や「パナメーラ4S」「マカンGTS」「カイエンSEハイブリッド」など。
ポルシェは、VWの子会社。アトランタには米国本社がある。
同様のプログラムは米GMも4月に発表し、ニューヨーク市で試験運用している。
レンタカーと意識すれば理解できるが、日本では911カレラが6泊7日144時間で225,600円(その後の延長は1時間4,700円)という料金のところがある。