ホンダリコール25万台 N-BOX・VEZELなど9種 エンジン停止の恐れ

ホンダは3日、エンジン停止の恐れがあるなどしてリコールを国交省に届け出た。

1、不具合の部位(部品名):①②原動機(点火コイル)

2、基準不適合状態にあると認める構造、装置又は性能の状況及びその原因:
① 点火コイル内部の電気ノイズを除去する雑防抵抗の構造が不適切なため、点火時の通電によるアーク放電により、当該抵抗端末部が断線するものがある。そのため、そのまま使用を続けると、プラグシールが劣化して放電し、点火コイルの出力が不足してエンジン不調となり、エンジン警告灯が点灯し、最悪の場合、エンジンが停止するおそれがある。

② 点火コイル内部の電気ノイズを除去する雑防抵抗の構造が不適切なため、一定車速での走行時に大きなアクセルペダル操作を繰り返すと、点火時の通電によるアーク放電により、当該抵抗端末部が断線するものがある。そのため、点火コイルの出力が不足してエンジン不調となり、エンジン警告灯が点灯するおそれがある。また、点火時に発生するノイズによりエンジン制御コンピュータが正しく制御できず、エンジンが停止するおそれがある。

3、改善措置の内容:
① 全車両、点火コイルを対策品と交換するとともに、点火プラグを新品と交換する。
② 全車両、点火コイルを対策品と交換する。

4、不具合件数:①427件 ②29件
事故なし

5、対象車両:「N-BOX」「N-BOX Custom」「N-BOX +」「N-BOX + Custom」
「VEZEL」
「N-WGN」「N-WGN CUSTOM」
「フィット」
「N-ONE」

6、対象台数:計254,317台
7、製作期間:平成25年7月12日~平成26年8月26日

点火コイル
点火コイル不良

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