日本自動車工業会会長/中国の自動車販売に懸念表明 中国販売台数年月推移

世界最大の自動車市場の中国で、新車の販売台数が3ヶ月連続で減少したことについて、日本自動車工業会の池史彦会長は記者会見で、中国の実体経済が厳しいことから新車販売の先行きを楽観できないとして懸念を示した。

2015年の中国自動車市場は、全体の販売台数が低迷する中、価格の安い中国勢が大幅に販売台数を伸ばしており、韓国勢を直撃している。また、ドイツ勢は、日本勢が見直される中、低迷している。VW(数千億円規模)や現代自(30万台×2工場)は、中国で大規模工場建設に余念がなく、中国経済の低迷が続けば安価な中国勢の台頭もあり今後が心配される。特に現代自動車は中国市場において、商材は異なるもののサムスンと同じ問題を抱える可能性が高い。

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中国の自動車販売台数推移
 
台数/万台
前年比 %
2010
1,826.47
32.4
2011
1,850.51
2.4
2012
1,930.64
4.3
2013
2,198.41
13.9
2014
2,349.19
6.9
2015
 
1月
231.96
7.6
2月
159.33
-0.2
3月
224.06
3.3
4月
199.45
-0.5
5月
190.38
-0.4
6月
180.31
-2.3
1~6月累計
1,185.03
1.4
・商業車含む、中国汽車工業協会ほかの発表数値
2015年 国別ブランド乗用車販売シェア
中国汽車工業協会版ほか
 
6月
1~6月累計
台数
前年
台数
シェア(%)
前年
(万台)
同月比(%)
(万台)
同期比(%)
民族系
57.08
-0.1
418.46
41.5
14.6
日系
29.24
8.3
150.78
14.9
2.4
独系
28.56
-11.5
198.83
19.7
-3.4
米国系
21.34
6.3
121.75
12.1
-0.3
韓国系
9.77
-29.0
81.34
8.1
-5.8
仏系
5.00
-16.2
36.55
3.6
3.6

 

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