中古車販売「岩井商会」走行距離改ざんしてネット販売 社長ら逮捕/愛知

愛知県警は9日、中古車の走行距離を、約6万キロ短く改ざんしてインターネットのオークションで販売し、代金をだまし取ったとして、愛知県一宮市の中古車販売店経営「岩井商会」、伊藤元洋容疑者(37)ら3人ほ詐欺容疑で逮捕した。
3人は、10万キロ余り走行した中古の軽自動車について、走行距離のメーターを約6万キロ短く改ざんした上で、今年1月、インターネットのオークションサイトで滋賀県の男性に販売して、代金約28万円をだまし取ったとして、詐欺などの疑いがもたれている。
3人はメーターの改ざんが発覚するのを免れるため、車検証に、正しい走行距離が表示されないようにする工作をしていたという。調べに対し、伊藤容疑者は容疑を認めているという。
警察は、同じ方法で軽乗用車など約80台の走行距離を改ざんした疑いがあるとみて調べている。
今回の摘発は、軽自動車検査協会岐阜事務所が「同じ車を頻繁に車検に出す業者がいる」と警察に情報提供があり発覚した。

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