人口知能備えた「ILY-A」開発 1人乗り電動小型モビリティ/アイシン精機ら

アイシン精機と千葉工業大学は、共同開発した通行人や障害物など、周囲の走行環境を自ら判断する人工知能を備えた1人乗りの「超小型車」を17日、都内で発表会を開催した。
ベビーカーほどの大きさの3つの車輪が付いた1人乗りの電動式の車両、椅子にまたがっても立ったままでも乗る。
重さは約40キロで、畳んで引っ張りながら持ち運ぶこともできる。
この超小型車には人工知能が搭載されており、通行人や障害物など周囲の走行環境を自ら判断し、危険が見つかれば自動で速度を落としたり、ブレーキをかけたりする。さらに、故障がないかどうかを自己診断し、問題が見つかれば「非常停止モード」に切り替え、事故を未然に防ぐという。
アイシン精機では、公道以外の公園やショッピングセンターなどでの利用を想定し、5年以内の実用化を目指す。
以上、
安定性を更に強化すれば、身障者や今後とも増加確実な足腰が弱った高齢者などの生活に役立ち、新たなる市場創出の可能性もある。

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